「前からよく食べるほうだったけど、制御はできてた。」
私は33歳。昔から食べることが好きで、たくさん食べる方でした。
でも、自分の中で“もうやめておこう”って気持ちが働いて、自然と止まってたんです。
それが、30代に入ったあたりから変わってきました。
- ごはんは毎回おかわりしたくなる
- 食後に絶対甘いものが欲しくなる
- 満腹なのに何か口に入れたくなる
- そして、食べすぎたあとに自己嫌悪…
「なんでこんなに食欲が止まらへんの?」
「私、意志が弱くなったんかな…?」って本気で落ち込んだこともありました。
でも調べてみると、食欲の増加って、自分の性格やメンタルの弱さじゃなくて、“体の変化”が関係してることに気づいたんです。
なぜ30代で食欲が増えるの?
① ホルモンバランスのゆらぎ
30代からホルモンのリズムが少しずつ変化してくるそうです。
特に、生理前や排卵期に「食べたい」が強くなるのは、ホルモンによって血糖値が乱れやすくなるためだとか。
このあたりは医療機関の情報も見ながら、自分の体のリズムを知っていくのが大事やなと思いました。
② 腸内環境の変化
便秘やお腹の張りが増えたな…と思ったのも30代から。
腸内バランスが乱れると、甘いものや脂っこいものを好む菌が優位になって、自然と食欲も増えるんだとか。
「腸と食欲ってつながってるんやな…」ってここで初めて実感しました。
③ ストレスと食欲の関係
仕事、家事、人間関係、年齢を重ねるほど自分の時間”が減っていくような感覚、ありませんか?
私も毎日バタバタで、「疲れた→甘いもの食べたい」のループに入ってました。
今思えば、それって“空腹”じゃなく“安心感が欲しかった”んやと思います。
食欲を「我慢する」より「整える」。私がやってよかった習慣5つ
1. 食べたくなったら、まず水を飲む+10分ルール
「なんか食べたい」って思ったら、まずコップ一杯の水を飲む。
それだけで満たされたように感じるとき、けっこうありました。
それでも食べたかったら、10分だけ時間をおいて、それでも欲しいなら食べる。
→ このルールだけで、「無意識の食べグセ」がグッと減った感じがあります。
2. 甘いものは“やめない”。“変える”。
我慢しようとすると反動がすごい。
だから私は、“選び直す”ことにしました。
- チョコ → 高カカオチョコ(少量)
- クッキー → オートミール+きなこで手作り
- カフェオレ → オーツミルク+ラカントで甘みつけ
「食べたい自分」を否定せずに、体が喜ぶ選択に変えていくことで、罪悪感も減ったし、心がラクに。
3. 朝に白湯+梅干しで“排出スイッチ”を入れる
腸活として始めたのが、朝の白湯+梅干しルーティン。
これだけで、朝のお腹の重たさがかなり変わりました。
毎朝、白湯に梅干しをポンと入れるだけ。
ぽかぽかして、体が「今日も始まるぞ。」って動き出す感覚が好きです。
4. 夜に味噌汁+納豆をとる
夜のごはん、重たくしすぎずに、味噌汁+納豆をプラス。
発酵食品で腸が整うと、お通じも安定して、体の循環が良くなる感じがあります。
あと、納豆を食べると**“満足感”がちゃんと残る**のも大きかった。
5. 「食欲=感情のサイン」かもしれないと気づいた
最後にやってよかったのが、「今食べたいのは、ほんまに空腹なん?」と自分に聞く時間をつくること。
- ただ疲れてるだけ
- なんか寂しいだけ
- モヤモヤを紛らわせたいだけ
そんなときは、音楽かける/お風呂に入る/5分だけ横になるだけでも落ち着けた。
「食べる以外の“整え方”をひとつでも持ってると、ちょっと違うかも」と思いました。
「自分を責める」より「整える」。30代からはそのくらいがちょうどいい
正直、今でも食欲がゼロになったわけじゃありません。
でも、「なんでこんなに食べたいんやろ…」と悩んでた時より、今の方がずっとラクに生きてる感じがあります。
食欲が増えたことは、体が変わってきたサイン。
それを無理に抑え込まず、“やさしく整える習慣”で付き合っていくことが、30代からの新しいベースづくりになるんじゃないかなと思っています。
まとめ|30代で食欲が増えたのは体からのメッセージかも
- 意志の弱さではなく、ホルモン・腸・感情の変化が関係している
- 我慢じゃなく、「変える」「整える」ほうが心にも体にもやさしい
- 完璧を目指さなくてOK。「今の自分」に合った習慣があれば大丈夫
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